第３７回　ガルボ魅惑の映画音楽　ハリウッド黄金時代　は無事終了しました。

時系列が狂ったままです。５月の教会コンサートの本番後記もまだですが、先に６月２３日（日曜）に終了した 「第３７回　ハリウッド黄金時代」について書きます。 ハリウッドの黄金時代といえば、１９３０年代の世界恐慌あたりにありました。トーキーにもなり まだテレビもない当時は最大の娯楽が映画でしたから、週代わりに大量生産されていました。 西部劇、ギャング物、探偵物、史劇に喜劇に悲劇　そしてミュージカルとあらゆるジャンルの映画に人々は足を運んだのでした。 そんな１９３０年代の作品と、テレビにお客を奪われて危機を感じた映画会社が離れた客足を奪還するためにワイドスクリーン、ステレオ音響、総天然色　を謳って豪華絢爛に大作を発信した５０年代の名画 これらの名作からのプログラムでした。 今回、非常に嬉しかった事は、ユーチューブの動画サイトを見てくださり、遠路はるばる北海道から来てくださった方がいらっしゃることです。 その方はクラリネット吹きで、『アンサンブルエム　』というクラリネットアンサンブルを主催なさってご活躍されています。 youtube　のチャンネル　http://www.youtube.com/channel/UCT7Klz8o3_5C46SvjjFMVRQ 中央がアンサンブルエム主催のＭさんです。 Ｍさんも、トムとジェリーが大変お好きで、ご自分でアレンジして楽譜を作り演奏していらっしゃいます。 これがまた！選曲に私と同じ匂いがして・・・・・・（泣）　少々マニアックなのですが、本当に素晴らしいです。 是非、アンサンブルエムさんのチャンネルを覗いてみてください。 本当に、遠方からわざわざお越しいただきありがとうございました。 悲しいこともありました。ずっと毎回私達のコンサートに来てくださっていたお客様の訃報を聞きました。 この方はＮさんとおっしゃる男性ですが、数年前に廿日市市のさくらぴあで開催された「はつかいち音楽祭」に私達が参加した時から、ずっと来てくださっていました。 いつも最前列で、温かい表情で。 昨年の１２月からいらっしゃらないので心配していましたら、入院なさったとのことで、春頃にお見舞いに伺いましたところお元気そうで、「リハビリに時間がかかるけど、元気になったらまた行きます。」とおっしゃってくださいました。 その後、４月のコンサートには病院の許可を経て　来てくださり「５月には退院するので、また来ます！」と でも、５月２０日に容態が急変してお亡くなりになられたそうです。２７日には退院予定だったそうです。 でも、きっと５月２６日の教会コンサートにも、６月２３日のこのコンサートにも来てくださっていたと思いました。 思い当たる不思議な現象がありましたので。 いただいていたリクエストをまだ出来ていなかったのが悔やまれてなりません。スティーブ・マックイーン主演の「パピヨン」でした。 ４９日も過ぎ、今では天国にいらっしゃると思いますが、「パピヨン」のテーマ　必ず演奏しますね。 写真は　ガルボの知恵袋　Ｋ・Ｋ氏が送って下さいました、お花です。 こちらのあじさいは、お客様からいただきました。